済州島のサムギョプサル

ホームパーティをよく開く。

タイ料理、手巻きずし、香港炊き込みご飯、ホットプレートパエリア、串揚げなどなど。

中でも評判の良い料理は、サムギョプサル。ホットプレートを使って焼くだけなので、準備しておけば、途中で席を立って料理をしたり、サーブする手間がいらず、簡単。取り皿もそれぞれ皿一枚で事足りるので洗い物も少ない。


OL生活にくさくさしていて、2018年、19年は週末弾丸旅行をしまくっていた。日帰り台北、1泊4日バンコクベトナムに、韓国、週末香港は4回、国内はちょっと。

航空会社のセールをチェックして、ほぼ底値でチケットを予約し、あと何日で旅行に行けると指折り数え、毎日を乗り切っていた。

初めはソウルに行こうと思っていた。4回行ったことがあるし、なんとなく土地勘がある。美味しいものを食べて、垢すりでもして、1泊2日はちょうどよい。

セール情報をチェックしていたら、済州島往復税込11千円のチケットを見つけてしまった。


済州島は韓国の有名な黒豚の産地らしい。それならば、サムギョプサルを食べに行こう!


土曜日の朝、成田11時15分発の飛行機に乗り込み、2時間ちょっと後に済州島に到着。2時間ほどのフライト時間は週末弾丸旅行にぴったり。

空港内の両替所で友人と二人で2万円だけ両替し、タクシーで予めインターネットで見つけておいた新済州「トンサドン」に向かう。地元の人で賑わう人気店らしいが、街中ではなく、畑が続く大通りの先にあった。貧乏旅行なのに、バスではなくわざわざタクシーに乗ってまで行きたかったのだ。

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着いたのは3時前。広い店内には私たちの他には地元の家族連れ3組しかいなかった。それなのに店員さんは3人いて、付きっきりでお肉を焼いてくれた。

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頼んだのは、「ロースト皮つき5枚肉の黒豚セット」。

大きな固まり肉を目の前のコンロでじーっくり焼いてもらっている間、お代わり自由のキムチとスープを食べてゆっくり待つ。お腹がペコペコで、目の前からはいい香りがするのでなかなかの地獄だったが、キムチはどれも美味しく、エゴマのキムチは3回お代わりをしたくらい。

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味付けは、ネギソース、コチュジャンの他に、コンロの上でじっくり煮詰めたソースの3種。そのソースは済州島で作られるイワシの塩辛(店員さんはアンチョビと言っていた)とニンニクと唐辛子、韓国焼酎を煮詰めたもの。わたしはこれが食べてみたかったのだ。


島の名産だけあって、お肉がとても美味しい。2種類のお肉が盛合されていて、肩肉はさっぱりとしたお肉の旨みが楽しめ、皮つきの5枚肉は皮のゼラチン質のむっちり感と脂の甘味が味わえた。

それに塩辛ソースを付けると、さらに旨みが加わり、ずっと食べられる。

ビール2本を飲んで、お肉をお腹いっぱい食べて(その後一晩中お腹がすかなかった)、60000ウォン(6000円)位。家の近所(新大久保)にあったらいいのに。4時前には店内は満席になっていた。

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済州島ではかなり昔から豚を各家庭で飼っていたから、豚が有名なんだそう。伝統的な家屋ではトイレと豚の飼育場所が同じで、ようは人間の排出物を食べてたとのこと……。済州島出身の駒込の大好きな焼肉屋のお父さんが酔って、昔は貧しくてご飯とキムチと焼き魚だけのご飯で、オカズがずらっと並ぶなんてのはソウルとか都会だけのことだと話くれたことがある。

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市場を回って、イワシやエビの魚醤や、写真を撮るとハレーションが起きるくらいギラギラの銀色に輝く太刀魚、特産のみかん、キムチなどを見て回る。とにかくいろんな食材が並んでいる。四方を海で囲まれているので海の幸はもちろん、その他にも黒豚、黒牛、雉、馬などの肉類、野菜、山菜、キノコなどの山の幸もたくさんあった。とにかく食べ物の屋台ばかりずらーと並んでいた。済州産のゴマをお土産に購入。

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済州島は火山でできた島で世界自然遺産もある。現在では韓国のハワイと言われ、観光地となっているが、なかなかの悲しい歴史がある。もともとは独立国家だったが、百済高句麗新羅の各国と交易を行い、日本や中国・唐と外交が古くからある。なかなか統治されることも多く、戦前は日本統治されていたこともある。そういう歴史もあり韓国本土との食文化とは少し異なっているそう。

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おしゃれなカフェでコーヒーを飲んだり、ブルワリーで自家製ビールを飲んだり、サウナに泊まったり、世界遺産の鍾乳洞にバスで行って、次の日の夕方の便で成田に帰って、そしたら、次の旅に向けて準備を始める。済州の料理みたいにいろんなところのテイストを混ぜたいから。

 

帰ってから焼肉屋さんのお父さんにおしゃれなお店が沢山あったよと伝えたら、それは済州島出身者じゃないと言っていた。

 

 

<サムギョプサル>

豚バラ肉(かたまり) 適量

キムチ(発酵が進んで酸っぱいもの) お肉の半分量位

野菜(ジャガイモやナス、きのこなど)

葉野菜(サンチュ、サニーレタス、エゴマなど3~5種)


<魚醤ソース>

アンチョビもしくはナンプラー 大さじ1

焼酎 大さじ1

ニンニク 1かけ

唐辛子 適量


<ネギソース>

ネギ 1本

ごま油 大さじ2

塩 小さじ2


①魚醤ソースはニンニク、唐辛子をみじん切りにして、全部混ぜて耐熱容器に入れておく。

②ネギソースは、ネギをみじん切りにし、全部混ぜる。

③豚バラ肉は、厚めにスライス(細かくは焼いてからはさみでカットする)

④ホットプレートで、肉・キムチ・野菜をじっくり焼く。①のソースも鉄板の上で煮詰める。

⑤肉が焼きあがったらハサミで食べやすい大きさに切って、キムチや焼いた野菜と一緒に葉野菜で巻いて、好みのソースを載せて食べる。

 

ポイント
※とにかくおいしい肉を使うこと。

※甘ったるくないキムチを使うこと。発酵が進んで酸っぱくなっているものを使うこと。

※葉野菜はパクチーやミント、バジルなんかを使っても美味しいし喜ばれるけど、ちょっと別の食べ物になる。

 

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デモ真っ最中の香港でのかき氷

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2019年10月4日、「緊急状況規則条例(緊急条例)」を適用し、デモ参加者がマスクなどで顔全体を覆うことを禁止する「覆面禁止法」を5日から導入すると表明した。民衆は自由を勝ち取るまで戦い続けることを選び、デモはすでに4か月を超える長期化となっている。デモ隊と香港警察の衝突が激化していく中、わたしが香港に到着する日から新条例の適用が決まり、更なる緊張状態に突入することが予想されていた。

時はさかのぼり、2019年1月、友人のゆいちゃんと、香港に住むかなちんを訪ね、ゆいちゃんが以前演劇のツアースタッフとしてアジアを回り(ドゥアン・ダーオでも公演してくれた大道寺梨乃ちゃんのソロ公演ソーシャルストリップ)、その際お世話になったスタジオtong3に遊びに行った。わたしのイメージの中の香港そのもののあまりにも素敵なスタジオで、オーナーのチャーリーにここでかき氷イベントやりたいと言ったら、いいよといってもらい、とんとんと決まったのだ。

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秋の香港の重陽節のあたりがいいとチャーリーが提案してくれ10月6日7日に決まり、普段の仕事や週末のかき氷ポップアップショップなどをこなしていく中、香港のデモが始まり、かなちんが最新情報をどんどん共有してくれるので、かなりリアルタイムで今回のデモの動きを見続けていた。6月の段階から警察は既に催涙弾を使いはじめていて、どんどんと暴力的になっていく様も見ていた。

9月にかなちんと香港の友人のK君たちが主催の「香港 時代革命-デモを続ける市民のリアルを探る-」@三鷹scoolというイベントで、タピオカミルクティを作り、沢山の香港人と話しをした。かなちん曰く、香港は消費の形が変わってきて、自分の落としたお金の先がどこにいくかを考えて買い物をしている。タピオカ屋は大陸でもお店があるので、どうしても警察支持を表明するお店が多い。嫌だから、タピオカは食べないとのこと。そうだよね、その先のお金の流れを意識することは消費者の義務だなっと目からうろこが落ちた。イベントで会った人たちは、本当に政府に対して怒っているけど、みんなで協力して、シニカルとユーモアを工夫しながら反対の意を唱えていた。

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デモが激化していく中、こんな時にかき氷イベントをしたら不謹慎なんじゃとかなちんに相談すると、デモはすでに日常になっている故、その中で楽しみを見つけながらでないと続けられないと言ってもらい、当初通り行くことを決めた。

10月5日の早朝香港につき、早速かなちんと合流し、地元のお年寄りが集まる安い飲茶屋さんに行くと、昨夜のデモの様子がテレビから流れていた。地下鉄のMTRが全線(空港からの線ですら)運休していたり、中国系の銀行や、スターバックスなど街中いたるところで親中系のお店が襲撃された様が残っていたり、いつもより人も車もずっと少ない香港の街はなんとなく緊張感が漂っていた。(ちなみにスターバックスなど強化ガラスが割られていてオープンな状態でも、中の商品はきちんと棚に陳列されたまま残されていた)

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緊張感などすぐに慣れて楽しく観光して、フルーツマーケットで翌日のイベントの仕込みのためのフルーツやスパイスを買ったりし、tong3でチャーリーと再会し、みんなで夜ご飯を食べに。K君のおすすめの佐敦にある潮州料理の名店「紅伶飯店」(すっごいおいしかったし、広東料理よりもタイ料理に近かった気がする)でもデモの様子がテレビから流れてきて、警察が暴力をふるう映像が流れると、至る所から抗議の声が上がっていた。

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ゆったり飲んだり食べたりしていたら、夜も更け、スタジオまでの大通りではデモが始まっていた。チャーリーがスイーツを食べようというので、今まさに警察とデモ隊の衝突が始まろうとしている大通りを渡り、(警察がいる時は、絶対に走るな、写真を撮るなとのこと)、途中レノンウォール(自由を求める市民の声が貼られた壁)に翌日のかき氷イベントのチラシを貼り、着いたスイーツショップの中には黒ずくめのデモ帰りの若者がスイーツを食べながらおしゃべりをしていた。

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翌日は朝から仕込みのための買い出しで市場やスーパーを歩き回り、午後から仕込み。足りないものをかなちんとK君が買い出しに行ってくれ、一人でシロップ作りをしていると、外からガーンガーンと大きな音がする。ベランダから外を眺めると、目の前の中國銀行がデモ隊に襲われている。はじめは看板の中國の文字を黒く塗り、次はレンガを投げて壊し、その後シャッターを壊し始めた。5分程してシャッターが壊れないからあきらめたのか、一旦デモ隊はみんないなくなる。

その後すぐ、第二陣がきて、あっという間にシャッターがあげられ、強化ガラスが壊され、銀行内に入り、おそらく中のものを壊し、1分程で出てきて、徐々に人が離れ、最後に残った人がシャッターを下ろして全員がその場を離れるまでかかった時間は、15分くらいのことであった。途中でやってきたチャーリーの友人は、離れるときに火をつけるよと言っていたが、その銀行の上は古い住居だったので火はつけなかったみたい。

ずっとベランダから見ていたのだが、襲撃をしている人たちは誰もお金を取るわけでもないし、他の人を気遣いながら行っていたし、襲撃の現場のすぐ隣をデモ帰りのカップルが仲良さそうに歩いているし、なんなら普通のおじさんが犬の散歩をしていた。誰もけがをしないように周囲に注意深く気遣っていて「POLITE」だねとチャーリーの友人と言い合ったりするほど。抗議の方法として過激になっているが、彼らを暴徒とは呼べないなと思ってしまった。

スタジオの前の道にはレンガがまかれ、竹でバリケードが作られ、あやわ最前線になるのかと思われたが、幸いにしてその後何事もなかった。

しかしMTRはまだ運休しており、香港中でデモが行われていて交通網は死んでいた為、友人たちがtong3まで来れない事態に。それでも集まってくれた人たちと、かき氷と、K君が作ってくれたモヒート、参加してくれたネコノコちゃんが持ってきてくれたうまい棒などをゆっくり楽しむ会ができた。

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チャーリーが最後に「難しい時に甘い時間をありがとう」と言ってくれてうれしかった。どんな困難な時でも、生活は続くし、生活を楽しむ気持ちをわたしは学んだよ、ありがとう香港!民衆のみんなが求める未来を願うし、みんなで決めた方法を応援するよ!香港加油

 

🍧🍧🍧🍧🍧今回作ったシロップ🍧🍧🍧🍧🍧

いちじくと花椒紹興酒(ペッパースプレーをイメージ)

パイナップルとアニス(かなちんから聞いたデモの歴史から)

ドラゴンフルーツと生のローゼル(とにかく赤いものを)

白いパッションフルーツ

生のなつめ

MEIJIミルクシロップ

ソーダクリーム(エスプーマ)

 

かなちんが結構デモ感あるシロップだねって言ってた。

🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧🍧

今思うとわざわざチャーリーが重陽節はお酒を飲むといいんだよと教えてくれたのだから、菊のシロップを作ればよかった。けどハイビスカス(ローゼル)のシロップ作ったからいいか。

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お金を貰うわけにはいかないので、物々交換でもらったDINOの絵。大事にするね。

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ドゥアン・ダーオのかき氷研究所vol.1 いちご@荻窪aruiteru

誰もが一番身近な哲学の食べることを、スイーツの定番「かき氷」とフルーツの女王「いちご」をテーマに、じっくりねっとり「研究」を行った2019年ゴールデンウィーク荻窪aruiteruにて開催の「ドゥアン・ダーオのかき氷研究所vol.1 いちご」。

 

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今回の研究は、自分の好きな苺の食べ方を見つけたり、新しい組み合わせを試したり、お友達と好みが違うことを楽しんでもらったりしました。

 

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↑メニューはこんな感じ

 

メニューを考える時に参考にしたのは、友人に話を聞いたり、本やインターネットを調べたり、ここにかなり時間をかけました。世界にはいろんな面白い食べ方があるんですね。そして、それが意外と美味しかったり。興味のある方は最後に記載しとくので見てみてください。

スイートチリやねりゴマなんかもとってもあいました。(下の写真はショートケーキです)

 

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平成最後の日には、パフェ評論家・斧屋氏に、「かき氷はパフェになりうるのか」をテーマにかき氷とパフェを探る遥かな旅にでました。

 

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かき氷のパフェ化、2019年の夏が終わって振り返ると、斧屋さんの予言通り、進んでましたね。ゴールデンウィークの時点で予言しててすごい!この記事で少し紹介されています☞

gendai.ismedia.jp

 

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わたしは、薔薇科をテーマにしたパフェ氷を作りました。30名ほどの方の平成最後のパフェと氷を奪ってしまいました😂イチゴと同じく薔薇科のアーモンドや、クランブル、ローズマリールバーブ、蜂蜜、エスプーマクリーム、バルサミコ酢など、もりもりのパフェ氷なんですよ。(写真:koneuniさん)


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イラストレーターのカズモトトモミさんとネコノコさんの猫狂いユニット・ネコモ!のおふたりとねこマーケットと、ネコモ!プロデュースの猫氷の1日イベントをやったり、

www.nekonoko.info

 

 

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宣材の写真を撮ってくれたinobarukaちゃんのミニ写真展を開催したり


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aruiteruのゆかさんのだんなさんのおにやまださんの紙芝居をやってもらったり、とてもとても楽しい研究所でした。

 

たくさんの方に協力していただいて、沢山の方に来ていただいて、一杯の方に気にかけていただいた研究所でした。ありがとうございます~!

また、やりたいなー

 

 

 

🍧🍧🍧🍧🍧食べ方いろいろ🍧🍧🍧🍧🍧
 
ブラウンシュガーとサワークリーム/カナダケベック州・インターネットから

チリとお砂糖/タイのマーケットで

蜂蜜とブランデーをかけて食べるのが1番美味しい/中原淳一

ミントレモンと一緒にさっぱりと/イタリア・インターネットから

練乳/日本の定番

抹茶と黒蜜/日本の和菓子屋さん

ショートブレッドとクリームをたっぷりかけてデザートにして/カナダ・かよちゃん

90年代は生クリームと食べてたわ/ポルトガル・クリスティー

Le fragole con la panna かな、苺とホイップクリームを合わせただけ、のやつ😂でもうまいんだー/イタリア・りのちゃん

留学してたときにイチゴとルバーブのジャムをたべてたよ/スウェーデン ストックホルム・かもちゃん

プレーンだったり、たまにギリシャヨーグルトと/イスラエル・ミラ

ミシュランで星をとったお店でいちごの酢豚があるよ/香港・かなちん

いちご大福。あんことぎゅうひがイチゴとよく合う/日本

はちみつとナッツと一緒に食べたい/日本

そのままや、溶けたチョコレートをたっぷりかけて/ドイツ・ノイ

利休餡/日本・目黒の料亭で

イチゴと辛さが弱い唐辛子のシャーベット/タイ・アムちゃん

1番有名なのはfresa con cremaって、ただのイチゴと生クリームまぜたやつ。道ばたでもどこでも売ってる。最近、へーって思ったのが、チレエンノガダっていう、メキシコの独立記念日の時に食べる伝統料理があるんだけど、今はその季節じゃないのね。でも、この間、レストランで食べたら、赤色を表すザクロが季節柄なくて、そのかわりにイチゴが乗ってた!/メキシコ・ちえちゃん

鉄腕ダッシュ!で福岡でいちごの冷製パスタといちごと蒸し牡蠣のちらし寿司がやってた/テレビ

パクチーボーイさんがいちごとパクチーのサラダを作っていたよ/アヤ

近所のジェラート屋でイチゴとバルサミコ酢マスカルポーネのアイスクリームがあったよ/ロスアンゼルス・えりこちゃん

黒胡椒とミント、パイナップルと赤胡椒、リュバーブ、タイム、とかはジャム作ったけど、美味しかったよ。/ジャムのわたしの先生・パティスリーカイの甲斐さん

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🍧🍧🍧🍧🍧いちごについて🍧🍧🍧🍧🍧
 
バラ科多年草
甘みが強く、果物と思われることが多いのですが、野菜に分類されることも多くあります。

北半球温帯に広く分布していて、野生イチゴとして古くから親しまれてきました。スイスのトゥワン遺跡で出土した紀元前3830年頃の穀物のスープからイチゴが発見されているそうです。古代ローマではいちご栽培がされていて、14世紀頃にはいくつかの品種があったようです。
日本書紀に「伊致寐姑(いちびこ)」とでてきますが、現在食べられているいちごとは異なりキイチゴヘビイチゴのようなものと考えられています。現在栽培されている品種の元であるオランダイチゴ属は、江戸時代に日本に入ってきましたが、初めは毒があると疑われ食用ではなかったそうです。明治になると宮内省の新宿植物御苑で種子からの実生栽培が始められ、明治32年に日本初のオリジナル新品種「福羽」が発表されましたが皇室用を目的としていた為、一般栽培が許可されたのは大正8年と20年のブランクができてしまいました。その後品種改良を重ね、さまざまな品種が開発されており、現在栽培されている品種は30種以上と言われているそうです。
英語の strawberry(ストロベリー)は「藁」のstrawとも、「散らばる」の古語strewとも言われています。
ビタミンCが豊富で、抗酸化作用があるアントシアニンも。また、キシリトールが入っているので虫歯になりにくい効果が期待できます。。乳製品と一緒に摂取する事で栄養吸収が良くなるそう。
甘いのは先端。ヘタの方から食べると最後まで美味しく食べられますよ。

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ドゥアン・ダーオの2017

今年も色んなことがありました。

おいしいものを食べたり、考えさせられるお芝居を見たり、素晴らしい音楽を聴いたり、本や漫画を読んだり、ゲームをして、お酒を飲んで、友達と喧嘩をしたり。

まぁ個人的な一年としてはいつもとあまり変わらないのですが、ドゥアン・ダーオとしては、たくさんの楽しいことをさせていただきました。

その一部をご紹介しますね!

 

まずは、2017年最初のお仕事はafternoonteaとcat’s issueのコラボ「cat’s nap time」第2弾のスペシャルムービー用にネコ形ケーキを作らせていただきました。cat’s issueのかわいらしい物語の世界がとっても素敵なムービーになっていますよ。

 

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映像も写真も見つからなかった……

 

夏には、同じくcat’s issueのアーカイブ展(かわいいネコのグッズばかり!)でネコのかき氷のポップアップショップや、

 

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昨年に引き続き横浜のコワーキングスペースBUKATSU-DOでかき氷のワークショップをさせてもらいました。

 

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スパイスとハーブを使った特製フルーツシロップを作り、業務用かき氷機を使って自分でかき氷を作る体験は、毎回大好評。スペインでかき氷屋さんを開く予定のシェフの方も参加してくれました。

 

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2016年に府中のuma et merdereで開催したドゥアン・ダーオのトムヤムクン展をまとめた「ドゥアン・ダーオのトムヤムクン」の発売を記念して、(ここから買えます、買って。https://bccks.jp/bcck/146060/info)ドゥアン・ダーオのトムヤムクン展vol.2を渋谷の大人のサロンLi-poで1日だけのイベントも。

 

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昨年に引き続きアーティストたちのトムヤムクンをテーマにした作品を展示したり、トムヤムクンの歌を歌ってもらったり、ワークショップがあったり、盛りだくさんのイベントでしたよ。あー楽しかった。渋谷のラジオにも出ちゃいました。くわしくはこちらhttp://duang-daao.com/news/?p=466

 

秋には、タイのアーティスト、ピシタクン・クアンターレンクのバンコクでのインスタレーションに参加しましたよ。

 

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絵と光と音によってデコレーションしたフードカートで町中を練り歩き、アイシングしたクッキーを売るという移動式の作品で、フードカート文化が発達したバンコクならではのポップな面白さでした。彼の作品はパンクで刺激的でとても風刺が効いていてすごいんです。

 

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かわいいお客様♡

 

10月にはシンガーのMomokoMotionと一緒にsoi kitchenというケータリングユニットを組んで、tokyo art book fairでガイヤ―ンの屋台販売をしました。連日満員御礼で、150食が2時間で売り切れたり……リピーターさんがたくさんいたり……本当ありがたかった。Momokoさんは歌も歌詞も素晴らしいけど、お料理もすごいんです。

 

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MomokoさんとはソムタムのZINEも作りましたよ。歴史や作り方のコツ、ソムタム事情などソムタムにまつわることだけで8000文字のかなりの読み応えです。まだ在庫あるので、欲しい方はお声かけくださいね~。

 

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それから今年もたくさんケータリングのお声かけいただきました。

イラストレーターのせきやゆりえちゃんの展示のレセプション(神々しいキラキラの女の子の絵がかわいい)や、

 

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イラストレーターのmiccaちゃん主宰のなつまつり(墨を使ったクールビューティな女の子たちの絵が素晴らしかった)や、

 

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おしゃれなお宅でのクリスマスケータリングや、

 

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色んな所で色んなことをさせてもらって、全部楽しかったです♡

ありがとうございます。

 

他にも、ドゥアン・ダーオのシュトーレン部で今年も14キロ仕込んだり、

 

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鶏を絞めたり、

 

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燻製をしたり、

 

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アイシングクッキーを4歳の子たちと作ったり、

 

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いろんな楽しい食のことをしましたよ。

2018年もたくさん楽しいことしたいな~。

なにかあればお声かけくださいね~。

 

では良いお年を~!

 

タイで鶏を絞める

東京の普通の環境で育った。たぶんかなり食に恵まれて生きてきている。贅沢をし、好き嫌いをし、時に食べ散らかし食べ残し、美味しい食べ物に囲まれてきた。

洋菓子の専門学校に行き、食品メーカーの研究所で働いたあたりから、食べ物を捨てることにあまり躊躇がなくなってしまった。もちろん心が痛まないわけではないが、わたしが担当していた業務用の研究では工場で作るデザートの試作などとても食べきることができない量を作ることが必須だったわけで、美味しく食べられるものを捨てることに慣れてしまった。友達のお父さんの畑を手伝わせてもらったときにも、傷んだ野菜はどんどん捨ててしまえという農家ルールにあっという間に馴染んでしまった。こんなにも簡単にも慣れてしまう自分の適応力に愕然とする。

タイ料理のカフェを閉じてから、なんとなくイベントをすることになり、タイ料理を通じたコミュニケーションをテーマにしたイベントをしたくて、トムヤムクン、ソムタムについて、歴史やレシピ、人のもっているイメージなど様々なことを調べているのだけれど、次にガイヤ―ン(タイの焼き鳥)を調べたいなぁと考えた。

タイで有名なお店でガイヤーンを頼むと、だいたい丸焼きされたものだ。生き物感がかなり強いビジュアルで、食べると身が引き締まっていて元気に動き回っていた生前の姿が容易に想像できる。

ガイヤーンを調べるならばどうしても、鶏自体を考えることは避けられないと思った。鶏を絞めること、やってみたいなと。

インターネットで調べると色々なサイトが見つかる。絞め方や体験談などどれも鶏=命を重々しく扱っているページばかり。そうか、そういうことなんだろうなと思った。

日本で鶏を絞めるのは、場所や生きた鶏を手に入れること、絞め方を知っている人の手配など、用意が大変そうなので、バンコクの友達に相談し、市場で交渉するよと言ってくれたので、旅行中にチャレンジすることにした。

 

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場所は、バンコクの日本人街からもタクシーで10分ほどのところにあるクロントゥーイ市場。ここは24時間営業していて、レストランをやっている人たちも買い出しによく来るとても大きな市場だ。いつも買い物客で賑わっている。バンコクに住んでいた頃、夜遊びをした帰り道にタクシーの中から生きた鶏を運び出している姿を見かけたりもした。

 

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写真を撮ってもらおうと、タイ人の友達カップル以外に3人の日本人に声をかけ、計6人と大所帯となった。鶏を絞めた後は、友達のスタジオのテラスでバーベキューパーティをそのまましようと、貝や野菜やタイソーセージなんかを買いつつ、市場の一角に向かう。

 

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途中、建物の外、屋根もないところにテーブルを出し肉の処理作業をしているお姉さんたちに写真を撮らせてもらったりもした。

 

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生きた鶏がいる場所は、市場の一番端。作業場となっている一画で、にぎやかな人通りも少しずつ減り、その分鶏の鳴き声が聞こえてくる。鶏たちは元気で、かごに閉じ込められている。

 

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これからわたしがこの中のどれかを絞めるのだと考えている間、友人が話をつけてくれ(ものの10秒)、kgあたり70バーツと手数料40バーツでいいよと言われた。きっと慣れているんだろう。

鶏の鳴き声を聞いてしまい、びびったわたしは、店先にいる大きな鶏ではなく、奥の方の人目にあまり触れないところのかごの中の一番小さな鶏にしてくれとお願いした。2キロ、合計180バーツ約800円弱で鶏を絞めるという体験を買うことになった。安い。

絞めるところを撮影してもらおうと、カメラ担当を3人も呼んだのに、タイループメダイ(写真ダメ)と言われ、みんなすごすご引き下がる。なんのために呼んだのかわからない。

店の奥に入ると、鶏の頭と足を2人の男の人が持っていて、ナイフを渡され、首を切れとジェスチャーで言われる。その先には3人の男がわたしをにやにやと見ていた。

 

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白いワンピースを着てきたわたしは、返り血を浴びないかなどいくつか聞いたけれど、無視される。一回首にナイフを添えたけれど、躊躇してしまい離しまった。男たちは思いっきりため息となんやかんやと悪態をつき、足を持っていた男が呆れながら次の人に変わった。あぁこの人たちは仕事で毎日鶏を絞めていて、怖いなどというリアクションは失礼なんだと気づき、その次はえぃと首にナイフを入れた。

 

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ポタポタと申し訳程度に血が数適床に落ちるのを見ていたら、あっという間に鶏は空の鍋の中に運ばれた。何をしているのかわからなかったが、少し経った後にもう一度首の血管を切って逆さにしているところを見て、血を抜いているのだとわかった。そしてわたしのナイフでは致命傷にならなかったんだな、苦しませて申し訳ないなと思った。

そして湯だった大鍋に入れられる。ネットで見た毛穴を開かせて羽をむしりやすくするという工程だとすぐに理解した。その頃には少し冷静になって(ずっと冷静ではいたけれど)周りを見回すと友人がだれもいない。店の外にいたので、少し感想を言いに一度外に出る。

すぐに戻ると、今度は鶏が大きな丸い銀色の機械に入れられていた。大きな洗濯機みたいなもので、毛穴を開かせた鶏を入れると遠心分離で羽がむしられるというわけだ。

 

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1分程で丸裸にされた鶏は、内臓を抜かれ、あっという間にオーダー通りの4等分になってビニール袋に入れられて、わたしの手元に。

わたしが躊躇する時間を除けば、5分もかからない見事なスピード技だった。

一人の友達は遠くからこっそり写真撮影をしてくれるためにちょくちょく店の奥に来ていたが、他のみんなはほとんど外にいて、その理由を聞いたら匂いがすごいからとのことだった。集中していたからか、わたしは一切匂いに気づかなかった。躊躇はしたものの、インターネットで見たような命なんだとかそういう感動や重さは特になかったし、友達たちにもなさそうだった。こういうもんなんだとすんなり受け入れられてしまった。次に絞める機会があったら、苦しませないであげたいから躊躇なくもっと上手にナイフを入れてあげたいとは思う。

 

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友達のスタジオに持って帰り、炭を起こし、下味をつけてバーベキューにする。顔もついたままじっくりと焼く。生の時には閉じていた目は、焼いている途中で少し開き、水晶のような瞳でじっとこちらを見つめ、そして焼ける頃には白く濁り何も見えていないただの皮膚のようになっていた。ゆっくりと目が開いた時は、まだ意思を持っているように感じられ少し緊張した。

焼きあがった肉はぷりぷりで美味しく(タイの鶏肉は放し飼いで育てられるらしくもともと美味しい)、みんなで分け合って食べた。とても楽しいパーティーだった。ホームパーティーが終わった後には、まだ頭と数か所が残っていた。

トムヤムクンのレシピブックを作りました。

食べるだけがレシピ本じゃない!
日本初のトムヤムクンだけのレシピブックが登場

トムヤムクンってなんだろう?
16世紀アユタヤ王朝時代に作られたタイ風ブイヤベース?
タイ人にとって味噌汁?直訳すると「煮る」「混ぜる」「エビ」!?
ドゥアン・ダーオがたくさんの人たちと考えました。
どんなトムヤムクンが出来上がったのでしょうか?

<一緒に考えてくれた人たち>
井出佳美/犬力/鍵っ子/カズモトトモミ/鴨美雪/北川陽子(FAIFAI)/清 綿子/SUNDIY/須川まきこ/THIS IS MY FRAME/なかはら・ももた/NEKONOKO/Pantid Daungneth /前田はんきち/MUZINA/山本ゆい

 

 

友達のお父さん

友達のお父さんが亡くなった。

ここ数年会っていなかったが、以前は元農家のお父さんのやっている本格的で大規模な家庭菜園の手伝いによく行かせてもらっていた。そのたびに、娘曰く人付き合いがあまり得意でなく、まじめなお父さんに、その当時は今よりもっと素直にふるまえていたもちまえの図々しさで、野菜のことやその土地の話、友人の家族や昔話などたくさん聞いたものだった。春にはお茶の葉を刈り(ただ刈るだけだし、素人仕事でへたすぎて周りの完璧な畑と比べて恥ずかしいと言われ)、梅雨には庭になる梅をもいで(梯子でフラフラになったり、木を折ったりしながら)、夏にはたくさんの野菜を収穫し(お父さんが手入れしてくれた野菜をただ収穫するだけ)、秋の花を見、冬には薪で米を蒸し木の臼で餅をつき(なってないと言われ)、そんな農家の生活体験を少しさせてもらった。数十年前ごぼう畑を掘っていたら縄文土器の一部がでてきた話や、所有している山の土を湾岸地区の埋め立てのために売った話とか、新宿から1時間ほどで行ける場所なのにまだイノシシがいたり、親戚に畑を貸したらどんどん浸食されていったり、冗談みたいな話をたくさんしてくれた。

タイに住んでいる一年間どうしても処分できなかった本と食器を保管してもらっていた蔵からは、十数年前の自家製の素材を加工したお茶やゴマやウコン、数年前に亡くなったお母さんが作ったイチゴのジャムが発掘されたり、時空を超えた体験をたくさんさせてもらった。

お父さんはわたしたちが遊びにくることを、とっても楽しみにしてくれていたそうだ。近所との交流は数年前に亡くなったお母さんが主にやっていて、シャイなお父さんは必要以上には人と交流をしなかったらしいう。図々しいわたしが、「おとーさーーーーん」と遠くから叫ぶのを、友人の妹の小さな孫の姿と重なって親しみを感じてくれたのかもしれない。不義理にも遊びに行かなくなってしまった数年は、3人姉弟の孫たちや娘たちが体を悪くしたお父さんをよく訪れていたそうだ。よかったなと思う。心臓が悪いけれど、自分と娘、孫たち(プラスわたしたち)が食べる季節の野菜を作って、庭の昔からある果物や花の木の手入れをして、先祖やご近所の行事をして、夜は少しのお酒を飲んで寝る。目の前の日々のことを一つ一つまじめにこなし、多くを望まず、そんなに多くない大事なものをぎゅっと大事にしている人にわたしには見えた。刺激ばかりを追い求めているわたしにとっては、実直で素朴なことがどんなに素晴らしいかと、お父さんが気づかせてくれた。日々の生活や、すぐ近くの自然、季節の移り変わりの中にどれだけたくさんの刺激があるのか……。忙しい日常の中だとついつい見逃してしまうことばかりだが、それらの刺激はとても毎日を豊かにしてくれるなぁと。

いつもしてもらってばかりだったけれど、何度かご飯を作って一緒に食べたりもした。お父さんが作ってくれた採れたての白菜を使って豚バラと挟んで蒸すだけと、簡単で素材頼りのメニュー。とても美味しかった。たぶんこれからこの白菜と豚バラのミルフィーユ蒸しを作るときには、お父さんのことを思い出すと思う。

ご冥福をお祈りしています。

 

 

〈白菜と豚バラのミルフィーユ蒸し〉

①縦に1/8割した白菜の葉を一枚一枚ばらばらにする。

②白菜の葉と豚バラ肉を交互に重ねて、鍋の深さに合わせ包丁でカットする。

③鍋に②を詰めて蓋をして火にかける。白菜からでてくる水分で蒸し煮にできる。

④火が通ったらポン酢やゴマだれをつけて食べる。